TOPページ知財情報【中国視察2018】  [7] 現地企業2社 & "中国スタートアップの最新状況"

【中国視察2018】
 [7] 現地企業2社 & "中国スタートアップの最新状況"

2018/11/21 中国 イベント

NGBはクライアント企業7社(8名)のご参加を得て、9月3日 (月) - 7日 (金) の日程で中国視察ツアーを催行した。 本稿では深セン税関との交流の模様を抜粋してご報告する。

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SIEMENS China (北京)
ご存知ドイツ本社・多国籍企業の中国法人。同社知財部長には当視察ツアーのために例年お時間を割いて頂き、有意義なお話を伺っている。

TENCENT(深セン)
世界的に有名な中国企業でソーシャル・ネットワーキング・サービス、インスタントメッセンジャー、Webホスティングサービスなどを提供している。事前に予約をすれば一般の人でも社内見学をすることができ、当ツアーでもビル内に設けられたボルダリング用の壁など様々なリフレッシュメント施設を見せて頂いた。社内見学後の知財部部長との意見交換も、初の訪問ながら、暖かく迎えて頂けた。



いずれも私企業の個別情報につき、詳細を本稿でご紹介出来ないのは残念であるが、各社それぞれの製品群や展開市場、そして知財活動の規模に応じた問題やお悩みを抱えておられることが改めて理解出来た。ツアーにご参加の日本企業様においても、それら問題意識を共有したり、ときにはアドバイスを提供したりの双方交流が実現することができた。現地企業との意見交換が気になる方は是非ツアーに参加していただきたい。


Steven White 教授の講演
当ツアーの初の試みとして清華大学経営管理学院 副教授のMr. Steven Whiteに『中国のスタートアップとエコシステム』をテーマに講演していただいた。

[Mr. Steven Whiteのお話抜粋]
「安くて、早い」がビジネスの基本となっています。中国企業が外国で成功している例は同じサービスでも安く、大手企業より早く対応する、という方法です。今後数年間はわからないが、今までのやり方では成長が止まってしまう可能性があります。そのため政府、法人、大学も変わりつつあります。大学も今までのやり方では将来のためにならないので、やり方を変えようとしています。政府など保守的な部分もあるが、このままではだめだと理解しています。何をすればいいか、どうすればいいか、わかっていません。スタートアップや大学生などは行動をして回答を得ようとしています。80年代に日本に住んだことがあります。大手企業どのように大きくなったのかを見てきました。もし中国が同じ成長スピードで10年、20年成長したらすごいことになるでしょう。アメリカ人にとっても恐怖です。


中国は2025年に次世代IT産業、先端デジタル制御工作機械とロボット、航空・宇宙設備などの10分野で世界の製造強国に1つになることを掲げている。今回の企業訪問とMr. Steven Whiteのお話を聞き中国企業の躍進と危機感を改めて感じるツアーだった。

(営業推進部 神戸)
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