Chapter 3 「叡智」を活かし社員が活躍している理由

出願事務手続きを通して


お客様の特許取得を支える


Y.H

特許部
2015年入社
学芸学部 英文学科卒

日本の企業の権利を守る一端を担いたい

Prologue/プロローグ

私はキャリア採用入社で、前職では品質管理関係の仕事をしていましたが、一部の業界や国でしかほぼ要求されることのない認証手続きに関わるものでした。しかし、特許は広い業界で必要とされ、様々な国で権利化のメリットがあるため、知財業界で働くことで、幅広い日本企業の権利を守る一端を担えると思いました。その中で、NGBに決めた理由は、お客様に対してトータルサポートを提供できる点と、社員を大事にする会社の姿勢に魅かれたからです。

法廷期限のある
出願事務手続きを遅滞なく処理

Business & Mission/ビジネス&ミッション

私は外国特許権利化の事務として、発明を各国の特許庁に出願するところから、認可になるまでの事務手続き全般を担当しています。仕事の魅力は、事務手続きを通して、文系出身の自分も特許取得のための貢献ができることです。重要発明が認可になった際は、お客様から喜びの声をいただくこともあり、やりがいを感じます。事務手続きには正確性が要求されるため、手続きの理解力向上を図るセミナーが社内で開かれています。そうした研修に参加でき、自己研鑽を積めるというのも当社の魅力の一つです。

相手の立場に立つことの
重要さを改めて学ぶ

Episode/エピソード

これまでの仕事で印象に残っているのは、ある事務手続きに関するお客様のご希望と特許庁側からの要求が一致しないときに、その二つを擦り合わせて、特許庁の要求にも応えられる代替案を提示した時のことです。「規定だからできない」と最初からお客様のご要望を否定するのではなく、不確定な手続きや別の方法がないかを社内チームメンバーや海外特許法律事務所に確認の上直属の先輩に相談しながら進めていきました。その経験から、お客様の希望を可能な限り叶えるために相手の立場に立って、諦めずに行動することの重要さを改めて学びました。

Business Policy/ビジネスポリシー

「早く、かつミスなく納品すること」。多くの事務作業に法定期限があり、絶対に外せない期限ですので遅滞なく対応する必要があります。また、正確性も要求されるため、ミスがないよう短い時間で正しい書類を作成することが求められています。アクティブな案件も多いため、優先順位をつけて対応するよう心がけています。

子どもが生まれても仕事を続け、
後輩の指導役に

Ambition/アンビション(夢)

NGBには、若手社員が米国の複数特許・法律事務所を訪問し、米国弁護士・弁理士との人脈形成と米国特許法の理解を深める研修があります。まずは、その研修に参加できるくらいまで、出願事務手続きの流れや各国の特許法の知識を深めていきたいと考えています。今後は、基本的なことは自分の判断で仕事が進められるように日々勉強を重ね、ライフイベントの後も育児をしながら仕事を続け、これから入ってくる多くの後輩たちの指導役をこなせるようになれればと思っています。

Career Message/キャリアメッセージ

特許調査から特許権利化、認可後の特許年金管理までを1社で行え、お客様のご要望に全社一丸となって応えられるところがNGBの強みであり、仕事の醍醐味でもあります。自分が担当するお客様の案件に対して実際に特許が認可されたときは、日本の重要な技術を権利保護して守る一端を担えたと実感できます。意欲ある皆様のご入社を心よりお待ちしています。

09:00
出社後、メールチェック及び
社内システム立ち上げ、新着書類の確認

10:00
顧客への納品・発送作業

13:00
社内ミーティングに参加し、
新たな社内システム運用について学ぶ

14:00
顧客への納品作業、現地代理人への新規依頼発注を行う

18:00
業務を終え、帰宅

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