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2006.10.03

大腿骨骨折治療用器具をめぐる訴訟で永久差止め命令

2006-10-3
原告: Smith & Nephew Inc.
被告: Synthes
大腿骨骨折の治療に用いる固定器具(ネイル)に関する特許侵害をめぐり、Smith & Nephew Inc.(S&N)がSynthes(USA)およびSynthes-Stratec, Inc.を提訴していた事件で、テネシー西部地区連邦地裁は、Synthes製品の永久差止めを命ずる判決を言い渡した。地裁は昨年8月28日にSynthes製品による原告特許侵害を認定していた。

永久差止め命令を認めるか否かについては、米最高裁が本年5月にeBay Inc. v. MercExchange事件において従来よりも厳しい基準を示しており、今回テネシー地裁は、原告S&Nがこの基準を満たしていることを認めた。

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