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2007.07.15
世界の主要携帯電話端末メーカーのユーザーインターフェース特許
携帯電話端末市場では激しいシェア争いが繰り広げられており、端末メーカー各社はさらなる高機能化でユーザーへの浸透を図っていますが、近年ハード中心の高機能化からユーザーインターフェースを中心としたデザインの高機能化へとトレンドがシフトしています。本SDIでは世界の主要端末メーカーである6社のユーザーインターフェース特許について定期的にご報告させていただき、御社の研究開発戦略をサポートいたします。
世界最大のEMS「Hon Hai Precision (FOXCONN)」
2005年度の連結営業利益3兆1056億円(前年度比68%増)、「Xbox 360」や「Wii」、「モトローラの携帯」などの製造を請け負う世界最大のEMS(Electronics Manufacturing Service: 電子機器の受託生産)、それが台湾に本拠地を置くHon Hai Precision Industry (Foxconn: 鴻海精密工業)である。2004年以降、特許公開件数を大きく伸ばしており2007年は2000件に迫る勢いを見せている。NGB Prepared SDIを注目企業「Hon Hai Precision」の特許出願動向把握にお役立てください。
欧州HEV・EV関連特許
ダイムラークライスラーとBMW、ポルシェとフォルクスワーゲンのHEV共同開発など、欧州におけるハイブリッド車への注目が増しています。しかし欧州メーカーの特許出願は英語ではないケースもあり、明細書の内容把握は困難です。本SDIでは独自作成の英文抄録を掲載したデータベースDWPIを用いて毎月最新の特許情報をお届けいたします。
◆2007年1月-5月公開分の出願人ランキング
1.BOSCH GMBH ROBERT (ドイツ)
2.ZF FRIEDRICHSHAFEN (ドイツ)
3.DENSO (日本)
4.BMW (ドイツ)
中韓台HEV・EV関連特許
ハイブリッド市場への参入を発表している韓国・現代自動車、2006年12月の北京モーターショーで中国メーカーとして初めてハイブリッド自動車を開発した奇瑞汽車。本SDIでは中韓台におけるHEV・EV関連特許を毎月ご報告することで、中韓台地場メーカーの動向把握のみならず日米欧競合他社の中韓台へのHEV・EV出願ウォッチングが可能となります。
◆2007年1月-5月公開分の出願人ランキング
1.HYUNDAI MOTOR (韓国)
2.TOYOTA JIDOSHA (日本)
3.HONDA MOTOR (日本)
4.DYMOS INC (韓国)
中国メーカーのFPD用光学フィルム関連特許
市場規模・特許件数規模ともに急拡大している中国のFPD用光学フィルム。海外メーカーが件数ランキング上位を占める中、中国地場メーカーの出願件数が近年増加してきています。本SDIでは中国地場メーカー出願(≒中国最先出願)のFPD用光学フィルム関連特許を毎月お届けいたします。
◆2007年1月-5月公開分の出願人ランキング(対象: 中国最先出願)
1.YOUDA PHOTOELECTRIC (中国)
2.HONGFUJIN PRECISION (中国)
3.AU OPTRONICS CORP (台湾)
(IP総研・技術第5グループ[IPアーキテクト] 野崎)