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2007.11.16
ボッシュは2006年6月に、2010年のインド市場におけるディーゼル車シェアが40%に達するとの予想を基に、2005年から2008年にかけて3億2,500万ユーロの設備投資を行うと発表しました。バンガロールの製造拠点におけるコモンレールシステム高圧ポンプ製造ラインの開設や現地子会社MICOによるスパークプラグやガソリンエンジン用コントロールユニットの事業展開など、積極的な対インド投資を行っているボッシュ名義の2006年発行インド特許のDWPI抄録およびリストをご購入することで、ボッシュのインド出願戦略分析にお役立てください。
モトローラ: インド特許2006
ノキア、サムスンに続きインド携帯電話市場において3位のシェアを持つモトローラ。インドにおける特許発行件数も2005年の57件から2006年には144件と3倍近い伸びを示しています。この144件中通信関連特許は約80%の115件を占めています。なお2005年にモトローラが市場投入した携帯電話機に搭載されているソフトウェアのうち、約40%はインド法人にて手がけていることからも(日経Tech-on!記事より)、モトローラのインド特許出願を把握する必要性があると言えます。本「NGB Company Regional Set」では、モトローラ名義の2006年発行インド特許のDWPI抄録およびリストをお届けいたします。
サムスングループ: インド特許2006
サムスン電子はインドや中国、イスラエルなどに研究所を持っており、2006年に公開されたインド特許216レコード中6レコードは現地のSamsung Electronics India Software Operations(SISO)名義の出願となっています。また右グラフの示すとおり、世界シェア2位に躍進した携帯電話に関連する通信関連特許も全216レコード中122レコードを占めており、今後需要増加が期待されるインド市場において積極的な特許出願を行っている様子が伺えます。本「NGB Company Regional Set」では、サムスングループ名義の2006年発行インド特許のDWPI抄録およびリストをお届けいたします。
(IP総研・技術第5グループ[IPアーキテクト] 野崎)