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2008.07.30
ブラジル国内企業・機関による出願は全体の25%である。出願の大半は米国・ヨーロッパからの出願であることが分かる。また日本からの出願は約4%と低調である。
2007年ブラジル公開特許の出願人ランキングを図2に示す。
2007年ブラジル公開特許件数1位はジョンソン&ジョンソンがトップであり、以下BASF、BAYERと医薬・化学系メーカーが続く。アジア勢では6位にLG電子、15位に本田技研工業、25位にサムソン電子がランクインしている。
一方、ブラジル国籍の企業や機関として上位にランクインしているのは、13位のブラジル国有石油会社であるペトロブラス位、18位のカンピーナス大学(UNICAMP)の1社・1大学に留まっており、ブラジル地元メーカーの特許権利化への意識はまだ低いと言えるだろう。
(IP総研・技術第5グループ[IPアーキテクト]・野崎)
[備考]
・出願人ランキングはデータベースDWPIの出願人コード(PACO)を用いて算出している
・データ収録状況はデータベースDWPIに依存するため、必ずしもブラジル特許庁発表データと一致しない