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2008.08.07

経口避妊薬“Yasmin”をめぐり供給・ライセンス契約

Bayer Schering Pharma AG; Bayer HealthCare Pharmaceuticals Inc.
Barr Laboratories, Inc.
Barr Pharmaceuticals, Inc.は、同子会社Barr Laboratories, Inc.(以下、Barr)が、Bayer Schering Pharma AG(以下、バイエル)の経口避妊薬“Yasmin”(ドロスピレノンとエチニルエストラジオールの合剤)と“Yasmin”の低用量製剤“Yaz”の一般薬に関してバイエルと供給・ライセンス契約を締結したと発表した。

契約条件に従い、バイエルはBarrに対し、特許満了前に発売できるよう一般薬製品を供給する。Barrは米国内で自社ブランドにより、単独で同製品の販売及びマーケティングに責任を負う。

Barrとバイエルは“Yasmin”の関連特許をめぐり争っており、2008年3月にニュージャージー連邦地裁はバイエル特許無効の判決を下した。バイエルはこの判決を不服として同年4月に控訴を提出している。しかし今回のライセンス契約条件により、Barrは控訴の結果にかかわらず、引き続き“Yasmin”と“Yaz”の一般薬を販売できることが保証されているという。

[Litigation Quick No.25 (2008.06.26)掲載]

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