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2009.03.10
Seagate Technology LLC
この特許はHDDの読み出しヘッドに用いる特殊なセンサーに関するもので、シーメンスは2006年、Seagateの2000年以降のHDDが同特許を侵害すると主張して提訴していた。今回の評決は、シーメンスによる特許侵害の訴えについてSeagateが一切賠償責任を負わないと結論づけるものであった。シーメンスは提訴当初10億ドルの損害賠償を求めていたが、審理におけるいくつかの裁判所判断を経て、審理終了時には求める賠償額が1億6000万ドルになっていた。
Seagateの訴訟代理人David J.F. Gross弁護士は、「陪審が特許無効を認定すると確信していた」と述べ、さらに「今回の評決内容は証拠による十分な裏付けがあると確信しており、満足している」とコメントしている。
[Litigation Quick No.01 (2009.01.08)掲載]