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2010.07.22

セミナー開催報告:ブラジル知的財産セミナー-総中産階級をめざす国から-

NGB・特許部では、去る2010年6月22日 (火)、ブラジルのDaniel AdvogadosシニアパートナーであるRana Gosain氏(ブラジル弁護士・弁理士、ブラジル知財協会員/元会長、ブラジル弁理士会ディレクター、AIPLA, AIPPI, FICPI会員)をお招きし、標記のセミナーを開催致しました。
昨年、総所得人口で中産階級が占める割合が53.2%に達した人口1億9千2百万人のブラジル。BRICsの中では中国に次いで消費拡大動向が注目されている経済成長著しい資源国。Rana Gosain氏に、そんな将来有望な市場に進出するにあたって気になるブラジルの知的財産制度につき、ご紹介いただきました。

具体的なトピックスは、下記の通りです。

■ ブラジル特許制度の概要、義務規定(強制・裁定実施権等)
■ ブラジル意匠制度の概要
■ ANVISA: その法目的と効果、審査との関係
■ ブラジル侵害訴訟の流れ、救済措置、裁判制度概要
■ 電気業界と自動車業界を中心としたブラジル知財訴訟の動向
■ 質疑応答

質疑応答に際しましては、ご参加いただきました皆様から活発なご質問をいただきました。誠にありがとうございました。本セミナーが、皆様のブラジル知財戦略構築の際のご参考になれば幸いです。

NGB・特許部では、各国の法改正や重要判例による情勢の変化などに即応すべく、今後も様々なセミナーを開催する予定でございます。また、今回のような注目国の知財制度に関するセミナーなども企画しております。セミナーについてのご質問・ご要望等がございましたら、ぜひお問合せフォームよりご連絡下さい。

(記事担当:特許部 石川)

Rana Gosain氏
セミナー風景

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