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2011.09.21
弊社は昨年度も視察目的で当カンファレンスに参加致しましたが、昨年とは桁違いのスケールに先ず驚きました。その様変わりしたカンファレンスの様子をレポートします。
先ずカンファレンスへの参加者数です。昨年、2010年度は事務局発表の参加者数が「250名」。今年、2011年度はカンファレンスのオープニングスピーチのなかで「参加者数は1,000名を超えた」との発表がありました。
「本当?」 早速、会場の椅子の数を数えましたが、確かに1,000以上の椅子が用意されていました。一気に4倍? 恐るべし中国。 上の写真は国家知識産権局 (SIPO) 田力普局長によるオープニングスピーチの様子です。テレビ局の取材陣もいた様です。なお、カンファレンスのオフィシャル言語は英語ですが、中国語での講演もあり、「英語、日本語、中国語」での同時通訳をヘッドセットで聞くことが出来ました。
さて、カンファレンスの主な内容ですが、国家知識産権局(SIPO)、国家知識産権出版社(IPPH)など中国政府機関、日本国特許庁、米国CAFC判事、法律事務所などの方々による講演などで構成されており、2日目の午後には各種ワークショップなども開催されました。なお、プログラムの詳細は下記URLなどでご確認下さい。
http://www.cnipr.com/piac/eng/program.html
また、主催者であるSIPO、IPPHの要望により、5日の午後、弊社IP総研澤田所長が「How to Carry Out Patent Survey」という題目で英語による講演を行いました。講演後、弊社のブースにお立ち寄り頂き、「すばらしい講演でした」「今後の参考までに講演で使用した資料を頂けませんか?」というお客様も何名かいらっしゃいました。
さらに、カンファレンスの後半には出展企業のために「サービス紹介」の機会が用意されており、弊社もIP総研の永吉研究員が特許調査サービスについて10分間のプレゼンテーションを英語で行いました。最初は写真でも撮ってから途中退席するつもりでしたが、堂々と発表する若手スタッフの様子を見ていたら、結局最後まで席を立つことが出来なくなってしまいました。永吉研究員のプレゼンテーションも大好評。多くの方々に激励のお言葉を頂戴しました。
(こちらから永吉研究員のプレゼン風景を動画でご覧頂けます)
後編では、PIAC 2011 NGBブースの様子、また、9月6日に北京で開催した弊社レセプションの様子をレポートさせて頂きます。
(IP総研 長谷川 雅則)