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2012.03.15
WIPO(世界知的所有権機関)は2011年にWIPO仲裁調停センターへ申立てられたドメイン名仲裁案件が2,764件 対象ドメイン数が4,781といずれも過去最高記録を更新したと発表しました。
申立件数は対前年比2.5%増、対象ドメイン数は9.5%増と申立の件数は依然増加しています。
WIPOは3月6日 “新gTLD導入に伴い懸念されるサイバースクワッティング増加に備え、WIPOがさらなる商標濫用防止策を構築” と題して、年次レポートを公表しています。
国別の申立人では米国からが929件と圧倒的に多く、次いで欧州各国が多く申し立てています。日本からは13件で23位となっています。
国別の被申立人も米国が786件と最も多くなっていますが、中国が2番目の339件となっています。日本は申立件数よりも多い23件で19位となっています。