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2013.06.25

【特許・意匠ニュース】US出願におけるAfter Final Consideration Pilot Program改正のお知らせ

After Final Consideration Pilot Program (AFCP) 2.0のお知らせ
コンパクトな審査手続き及び審査官と関係者(出願人等)の間のさらなる協力に向けた継続的な取り組みの一環として、米国特許商標庁(USPTO)は、従来のAfter Final Consideration Pilot Program(AFCP)を改良し、AFCP 2.0を試行することを発表した。

http://www.uspto.gov/patents/init_events/afcp.jsp
http://www.gpo.gov/fdsys/pkg/FR-2013-05-17/pdf/2013-11870.pdf

AFCP 2.0の試行期間は、2013年5月19日~2013年9月30日である。これに伴い、従来のAFCPは2013年5月18日をもって終了となった。

従来のAFCPでは、審査官がAFCPの適用の可否を決定していたが、AFCP 2.0ではその方式を改め、最終指令書(Final Office Action)の応答の際に、出願人(代理人)自らがAFCP 2.0への参加を申請する方式に変更された。AFCP 2.0が受理されると、提出した応答書(補正書)に基づき審査官による再検討がなされ、認可可能かどうかが判断される。その際、審査官は必要に応じて出願人(代理人)に面接を要請することができる。

なお、AFCP 2.0への参加申請にかかる庁費用は不要である。

AFCP 2.0は既に試行されています。最終指令書の応答の際の選択肢が増え、無用な継続審査請求(RCE: Request for Continued Examination)を削減できる可能性も期待できます。弊社といたしましても、いち早くAFCP 2.0に適応したサービスをお客様にご提供していく所存でございます。

NGB特許第1部・第2部

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