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2013.09.19

【セミナー開催報告】中国商標セミナー =商標実務から少し離れて=

2013年9月2日 (月):東京会場、2013年9月3日 (火):大阪会場にて、CHINA SINDA事務所から シニアパートナー弁護士の安翔氏をお招きし、ここ数年は1年に1回のペースで開催しております、中国商標セミナーを開催致しました。毎回、商標法の改正がご参加者様の主な関心事項となっておりましたが、ちょうど8月30日に法案が全人代常務委員会を通過した機会を得て、その内容についても解説頂きました。今後は、施行細則が作成され、2014年5月1日に発効する予定となります(改正の要点につきましては【商標NEWS】をご参照下さい)
また、5月の米国商標セミナー同様に少々視点を変えて、「商標実務から少し離れたトピック」、具体的には、警告状の有効な活用方法、著作権登録の効果、商標の税関登録手続きの意義、ライセンシーとの契約書作成テクニック等々についても、多くの判例を活用して解説頂きました。著作権の補完的な活用については、非常に活発な質疑応答が行われ、弊社と致しましても、商標の保護には、多角的な視野を持った検討が必要であると再確認する機会となりました。

講師の安翔氏は、非常に勤勉な方で、初日のアンケートによる要望を、翌日のセミナーで生かす等、誠実かつ柔軟な対応に感銘を受けました。常にクライアントの視点を大切にする安翔氏の一面を垣間見た気が致します。そんな安翔氏ですが、来日の際は、食事を非常に楽しみにしており、セミナー後の会食でも、「日本は何を食べても美味しい!」と、疲れを知らない様子。まさに、医食同源ですね。

セミナーにご参加頂きましたお客様に、改めて御礼申し上げます。NGB商標部では、今後も、お客様のご興味に即応すべく、様々なセミナーを企画・開催する予定でございます。セミナーについてのご要望等がございましたら、ぜひお問合せフォームよりお問合せください。

(商標部 草野)

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