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2014.08.15
EPOの長官Battistelli氏、チュニジアの大臣Ben Naceur氏は、「今回の協定はチュニジアの特許システムにとって画期的なものである。欧州企業によるチュニジアでの知的財産保護が容易になり、ひいては、チュニジア-EU間での自由貿易が促進され、チュニジアの産業発展に大きく寄与するであろう」と述べています。
2013年には、チュニジアと同じく、非ヨーロッパ国であるモロッコも、EPOと同様の協定を結んでいます。また、アフリカには、広域特許制度として、アフリカ広域知的財産機関(ARIPO)やアフリカ知的財産機関(OAPI)も存在しており(*)、今後これらの機関とEPOとでどのような棲み分けがされていくのか、注目が集まります。
*ARIPOとOAPIについては、こちらの記事もご参照下さい。
(記事担当:特許第1部 杉田)