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2015.05.15
2015年5月5日、EU司法裁判所は、単一効特許制度(European Unitary Patent System)が無効であるとするスペインの2つの主張(翻訳規定が差別的である点、単一効特許パッケージが不適法である点)を棄却する決定を下しました。
この決定により、単一効特許スタートの条件は、13ヵ国によるUPC (Unified Patent Court)協定の批准のみとなりました。現在7ヵ国批准済みで、残り6ヵ国(DE、UK含む)となりました。
(記事担当:特許第1部 高橋)