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本年3月31日までの約二週間にわたり、インド商標局は商標出願を大量に放棄処分としました。拒絶理由通知に対して法定期限内に応答しなかった出願及び異議申立に対して法定期限内に答弁書を提出しなかった出願が対象となっております。未確定情報ですが、十数万件レベルで放棄処分とされているようです。その中には、商標局の錯誤により放棄処分とされた出願が、数千件レベルで存在すると予測されております。

これに対して、インド特許庁は、4月4日付で、商標局の錯誤により放棄処分となった出願に対する救済手段として、4月30日までに回復請求が可能であることを告示しました。実際の告示は、下記のURLをご参照下さい。

http://www.ipindia.nic.in/iponew/publicNotice_04April2016.pdf

弊社でお預かりしている係属出願に関しましては、現地代理人に確認を求めておりますので、回復請求が必要な案件がわかり次第ご報告致します。

（商標部 研壁）