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2016.12.21
深センと香港を隔てる “国境” には、「口岸」(中国語で港を意味する)という出入国検査場が何ヶ所か設けられているが、今回我々が利用したのは2007年に設置された、比較的新しい「深セン湾口岸」。所在地については下の地図、スマートフォンのスクリーンショットで「現在地」の青丸が表示されているのでご確認頂きたい。手続き終了後はそこから南に伸びる橋(深セン湾公路大橋)を渡って、香港入りすることになる。
やがて到着した「出境庁」の建屋で出入国や通関の手続きを進めて行くのだが、生憎とその建物内部は写真撮影禁止。内部の様子をお見せ出来ないのは残念であるが、出国ゲート・入国ゲートがいくつも並んでいる風景は、国際空港で見かけるものとよく似ている。パスポートを提示するとともに、出国ゲートで中国「出国カード」を、入国ゲートで香港「入国カード」を提出する。恥ずかしながら、筆者はこの点の認識が正しく出来ていなかった。羽田から北京への機中で配られた中国「出国カード」の帰国便の欄に香港発-羽田着の便名を早々に書いてしまっていたが、これは誤り。慌ててペンで塗りつぶして修正・・・やや不細工ではあるが・・・したものを提出する。
無事に手続きを済ませて香港側へ出ると、新しいバスが待っているので乗り換える。深センと香港双方のナンバープレートを持つ特別仕様車だ。これに乗り込み、先述の深セン湾公路大橋を渡って香港を目指す・・・車中から撮った右の写真、ちょっと判り辛いが、この橋の車線は既に香港仕様、即ち左側通行になっているのをご確認頂けるだろうか。
(営業推進部 柏原)