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2018.09.18

【中国視察2018】 [序] 指紋・アフリカ・新幹線

毎年恒例の中国視察ツアー、今年はクライアント企業7社(8名)のご参加を得て、9月3日 (月) – 7日 (金) の日程で無事に催行することが出来た。訪問先で得られた最新情報・交流の成果は順次ウェブ上で報告させて頂くが、本稿では知財以外、「今年ならでは」の中国ネタ3題をお届けしたい。

1.指紋採取
北京空港に到着後、入国手続きの前に専用の機械での指紋の登録を要求された。昨年までは要求はなかったので、最近取り入れたシステムなのだろう。71歳になれば登録は不要とのことなので、あとン十年の辛抱か。(写真1)

2.中国アフリカ協力フォーラム
当視察団の滞在とときを同じくして、アフリカ協力フォーラムが北京で開催されていた。アフリカ大陸から53ヶ国の首脳(級)が一堂に会する3年に一度の大イベントらしい(日経紙紹介記事はこちら)。我々が宿泊したホテル(長富宮飯店)にも某国のVIPが滞在し、国旗が掲げられていたが(写真2)、どこの国なのかはホテルの支配人も口止めされているようで、なかなか教えてくれなかった。ホテルのエントランスには空港なみのセキュリティゲイトが設けられていてものものしい(写真3)。
街中の警備もさも厳重だろうと、渋滞を覚悟して臨んだが、意外やスムーズに車は進む。現地ガイドさんによれば、このような大イベントの際は地元の方は電車で移動することが多く、車の通行量が減少するそうだ。ただし「それ」は予告なく突然やってくる。写真4は我々にとって北京最終日の朝、公安の車を先頭に黒塗りの車が十数台並んでいる様子だ。VIPが出かけるのかまだ支度をしているのか長時間この状態で動かない。一旦こうなると交通規制が行われ、我々の乗るバスも全くホテルに近づけない。このときは小一時間ロビーで待機することになり、訪問先への到着も大分遅れてしまうこととなった。

3.高速鉄道
深センのガイドさんの話では、来る9/23に深センから香港まで高速鉄道が開通するとのこと(帰国後に日経紙でも紹介されていた)。深センから香港(空港)への移動は、過去2回が陸路、今回は初めてフェリーを利用。来年はこの高速鉄道に乗れるのだろうか? ちなみに、運賃は中国元建てとなっていて、香港ドルでの購入はレートに左右されるのだそうだ。

さて、前置きはこのくらいにして、最初のご報告、国家市場監督管理総局からどうぞ。
 
(営業推進部 柏原)

写真1
写真2
写真3
写真4

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