- 知財情報
- アーカイブ
2019.09.18
今回の模擬裁判は、「無効審判を請求した相手からカウンターで商標権侵害訴訟を提起されてしまった」というケースを想定したものでした。 セミナーの第1部~第5部は、お客様よりご相談を頂いたNGB担当者が、現地代理人(天達共和律師事務所)からアドバイスを得るシーンを再現しました。お客様役やNGB担当者役を弊社スタッフが演じ、現地代理人役は天達共和律師事務所の管氷弁護士が演じました。また、無効審判、侵害訴訟、審決取消訴訟の主張点、手続、結果などの解説役は、張嵩弁護士・弁理士に務めて頂きました。
今回のセミナーでは、中国での実際の裁判の雰囲気や進め方について理解を深めて頂けたものと思います。また、具体的な場面が想定しやすく、お客様それぞれの状況をあてはめて考えやすい内容であったように思います。セミナーの最後には、管冰先生より、模擬裁判の内容を踏まえながら、冒認出願への対策を提言頂きました。
セミナー終了後の質疑応答では、多くのお客様にご質問いただき、中国冒認出願対策への関心の高さが伺えました。ご質問をいただきました方々へ、深く御礼申し上げます。
NGB商標部では、今後も、お客様のご興味に即応すべく、様々なセミナーを企画・開催する予定です。セミナーについてのご要望等がございましたら、ぜひお問合せフォームよりご連絡いただけますようお願いいたします。
(商標部 南方、松本)