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2020.07.27
中国は、2020年7月1日に開催された第13期全国人民代表大会常務委員会第20回会議において専利法第4次改正案の第2回目の審議を行い、専利法改正案(草案第二回審議稿)を同月4日に発表しました。2020年8月16日を期限としてパブリックコメントを募集しています。中国の立法法によれば、法律は通常3回の審議を経てから採決を行うこととしており、第4次改正はようやく終盤を迎えようとしております。
・ 主な改正点
1. 損害賠償額の引き上げ
2. 書類提出命令
3. 行政機関による取締り
4. 部分意匠
5. 存続期間
6. パテントリンケージ
7. 開放許諾制度
8. 特許を受けられない発明の拡充
9. 技術評価書の請求主体の拡充
10. 行政機関改革に伴う名称変更
11. 職務発明
12. 優先権証明書の提出時期
13. 新規性喪失の例外をうけられる条件の拡充
14. 信義誠実の原則
15. 消滅時効の延長
16. 意匠出願の国内優先権
詳しい内容は,下記解説動画をご参照ください。
https://youtu.be/-IWVpP1lFF4