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2020.08.19
米国特許商標庁(USPTO)は、2020年10月2日より庁費用を値上げすることを発表しました(2020年8月3日付 連邦官報告示 85 FR 46932)。 ほとんどの項目で5~10%値上がりとなりますが、とりわけ特許発行料は20%、1回目(3.5年目)の年金は25%の値上がりとなります。
出願人がLarge Entityである場合(通常料金適用の場合)、主な項目の料金値上げは以下の通りです。
・特許出願費用(出願・サーチ・審査): $1,720 ⇒ $1,820
・国内段階移行費用(出願・サーチ・審査):$1,580 ⇒ $1,660
・期限延長費用:1か月 $200 ⇒ $220、 2か月 $600 ⇒ $640、3か月 $1,400 ⇒ $1,480
・1回目の継続審査請求(RCE): $1,300 ⇒ $1,360
・2回目以降の継続審査請求(RCE): $1,900 ⇒ $2,000
・特許出願費用(出願・サーチ・審査): $1,720 ⇒ $1,820
・国内段階移行費用(出願・サーチ・審査):$1,580 ⇒ $1,660
・期限延長費用:1か月 $200 ⇒ $220、 2か月 $600 ⇒ $640、3か月 $1,400 ⇒ $1,480
・1回目の継続審査請求(RCE): $1,300 ⇒ $1,360
・2回目以降の継続審査請求(RCE): $1,900 ⇒ $2,000
レビュー手続きに関する項目以外では、最も値上げ幅が大きいのは意匠出願での審査促進(Request for Expedited Examination)料金であり、$900が$1,600に値上げされます。
(参考)米国特許商標庁Summary of FY 2020 Final Patent Fee Rule
記事担当:特許第2部 大條