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2022.02.02

特許部 曽我哲也

【特許・意匠ニュース】USPTO、COVID-19優先審査パイロットプログラムを2022年3月31日まで延長

米国特許商標庁(USPTO)は、2021年12月30日、COVID-19に関する発明を対象とした優先審査パイロットプログラムを2022年3月31日まで延長すると発表しました。

本プログラムは、COVID-19の予防および/または治療に使用するための製品/方法*に対するクレームを含む出願について、スモールエンティティ(Small Entity)またはマイクロエンティティ(Micro Entity)に該当する中小規模の出願人が、申請により、優先審査に関連する特定の料金を支払うことなく、優先審査を受けることができるものです。

* 製品/方法は、米国食品医薬品局(FDA)の承認の対象である必要があります。
要件の詳細につきましては、弊社過去記事をご参照ください。

本プログラムの発表時に設定されていた対象件数の上限(500件)は撤廃されています。
2021年11月29日時点で本プログラムのもとで180件の特許が発行されており、これらの出願日から発行日までの平均係属日数は276日となっています。

(参考)
・”USPTO extending COVID-19 Prioritized Examination Pilot Program until March 31, 2022”, USPTO
・”COVID-19 Prioritized Examination Pilot Program”, USPTO

・過去弊社記事:「USPTO、COVID-19優先審査パイロットプログラムを発表

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