- 米国
- 通達・運用変更
2023.03.28
特許部 木下遼祐
(このニュースは音声コンテンツとしても配信しています)
2023年3月27日、米国特許商標庁(USPTO)は、連邦官報(Federal Register)にて、非DOCX形式の特許出願に課される追加料金$400の適用開始時期を2023年4月3日から2023年6月30日に延期することを発表1しました。
追加料金の適用開始は当初2022年1月1日でしたが、2023年1月1日に延期2となり、更に2023年4月3日に延期3となっていました。今回が3回目の延期となります。
今回変更となったのは非DOCX形式の特許出願に課される追加料金の適用開始時期のみであり、追加料金が課される対象となる出願*、及びバックアップPDFファイルの同時提出可能期限(2023年6月30日)に変更はありません。
*追加料金が課される対象となる出願は、通常の米国出願、継続出願(PCT出願に基づくバイパス継続出願を含む)、および分割出願であり、仮出願及びPCT出願に基づく米国移行出願は対象外です。
(参考)
1. https://www.federalregister.gov/documents/2023/03/27/2023-06289/setting-and-adjusting-patent-fees-during-fiscal-year-2020
2 【特許・意匠ニュース】 USPTO、非DOCX形式の特許出願に課される追加料金の適用開始を1年延期 | NGB株式会社
3 【特許・意匠ニュース】米国特許商標庁、非DOCX形式の特許出願に課される追加料金の適用開始を2023年4月3日に延期 | NGB株式会社