Chapter 3 「叡智」を活かし社員が活躍している理由

最先端の技術に触れ、
その活用を戦略的に考える

Y.T

特許部
2016年入社
基礎理工学専攻修了

プロフィール

PROFILE

大学・大学院では研究に従事し、新卒入社後はメーカーで製品開発を経験しました。知財では研究開発とはまた違った観点から技術に関われるため、自分にとっては全く新しい経験となることに強い興味を持ちました。そして、最先端の技術に触れつつその活用を戦略的に考える知財の仕事に魅力を感じました。
現在は、主に外国における特許権利化のサポートを行っています。各国特有の特許制度を考慮しながら、出願時には外国出願用明細書の草案作成、出願後は各国特許庁からの回答依頼への対応策の検討を主な業務として行っています。お客様にとって最善と思われる対応策を提案し、採用いただいた案で無事 権利化までこぎつけたときは大きなやりがいを感じます。

開発に従事する中で企業の技術の重要を実感

前職では新卒でメーカーの開発部に所属し、市場調査・企画から量産化まで一貫して商品開発に携わってきました。開発の仕事に従事する中で、その企業の技術が如何に重要であるかを認識し、技術を活用する方法を戦略的に考えることで日本の産業発展を支える仕事がしたいと、NGBへ転職しました。知財業務は全くの未経験の状態で入社しましたが、経験豊富な先輩方に実務面を教わり、また充実した社内セミナーに参加することで知財全般に関する専門知識を習得することができました。

お客様のパートナーとしての役割を担う

前職のメーカーでは様々な社内部署間での調整を行いながら、ひとつの製品を作り上げていきました。現職では、企業の知財担当者様および発明者様と直接お会いしてお打ち合わせをしながら業務を進めていきますので、お客様の「パートナー」としての役割が強いと感じています。主に化学系の外国特許出願業務を担当していますが、お客様と海外の特許事務所・法律事務所をつなぐ業務に際して、単なる代行業者であってはならない、知財のプロとして何ができるかを常に意識しながら業務に取り組んでいます。

自分の仕事に付加価値をつける

外国特許出願業務では、海外特許法律事務所の弁護士・弁理士およびお客様双方と方針のすり合わせを行いながら業務を進めていく必要があります。お客様や海外法律事務所の目指すゴールやコメントの意図は何か? NGBには何を求められているのか、何が実現できるのか? 等、自分の仕事に+αでどういった付加価値をつけるかを考えるようになりました。案件によって特許出願の重要度は異なりますので、お客様のご要望を踏まえて、いわゆる最適な落としどころを見つけ出すため、お客様との細やかな情報交換が必要になってきます。自身が担当したお客様から「さすが、知財のプロですね!痒いところに手が届くような対応をしていただいた」とお褒めの言葉をいただいたときは、自分が信念を持って取り組んできた姿勢が間違っていなかったと嬉しさを感じました。

海外法律事務所との緊密なつながりが強み

NGBは多数の海外法律事務所と緊密なつながりを持っている点も大きな強みです。世界各国の知財情報を法律事務所からタイムリーに入手し、最適な形に情報を整理した上で、お客様の役に立つ形で発信していきたいと思っています。またお客様の期待を超える良い提案ができるよう日々自己研鑽に努め、今後も信頼できるパートナーとして真っ先にNGBを選んでいただけるよう成長して行きたいと思っています。

メッセージ

MESSAGE

NGBでは、専門知識の習得はもちろん、英語力やコミュニケーション能力をといった幅広いスキルが求められます。好奇心を持って、お客様や海外法律事務所との対話を楽しめる気持ちを持った人に入社して欲しいです。

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